Jupyter上でC++を動かす(WSL, xeus-cling使用)

基本的に下の記事の通りに進めれば大丈夫でした.ただしいくつかの注意点がありました.

qiita.com

注意1:先にbuild-essentialを入れておく

ただし,WSLをインストールした直後だといろいろアップデートをしておかないと詰まるので,

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install build-essential

のように,apt-getをアップデートしておくこと.

注意2:aptitudeがインストールされていない場合

$ sudo apt-get install aptitude

でOK.

注意3:activateがうまく使えない場合

私の環境ですと,

$ source activate cling

を実行すると,

activate: command not found

となって,activateが使えないことがありました.

これは,pyenvとanacondaのactivateが競合していることが原因と考えられますので,pyenv経由でanacondaをインストール後に,pathへanacondaのインストールpathを書き込んで、pyenvを無視させます.

$ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/versions/anaconda3-5.2.0/bin/:$PATH"' >> ~/.bashrc

(anacondaのバージョンに合わせて,anaconda3-5.2.0の箇所は適宜変更してください)

実行後に,WSLを再起動することを忘れずに.

これで私はactivateが使えるようになりました.

Hello World

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無事に使えるようになりました.これでちょっとした数値計算やテストが効率よく行えそうです.